約 6,243,320 件
https://w.atwiki.jp/saikouon_dokoda/pages/670.html
調査楽曲数 33 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 あ行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 紅く染めて mid2A hiB hiC# あなただけは… mid1G hiC あの頃のように mid2A hiC hiC 色褪せた旋律 mid2A hiC hiD In The Dark / 桃源郷 mid2A# hiD タイトルが二つある曲。一応両方とも表記。 everlasting mid2A# hiC# 笑顔に逢いたくて mid2A hiC オモイノチカラ mid2A# hiD か行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 傷跡 mid2A hiC# 最高音は転調後のラスサビ。 月光 ~君恋し夜~ mid1F hiC# 最高音は転調後のラスサビ。 さ行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 しずく mid2A hiD 砂時計 mid2B hiC# hiC# hiD# 世界が終わる前に mid2A hiC# そらをとぶふねのうた mid2A hiC た行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 宝物 mid2A hiC 天空の風 mid2B hiC# hiC#はラスサビで一回のみ。それを除いた最高音はhiBで、サビで連発。 は行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 Perfect tears mid2A# hiC 薔薇に抱かれて mid1G hiC Paranoic mid2A hiC# Prime Star mid2C hiC Blood Knife mid2B hiC# hiD# Brilliant Days mid2A hiC# 最高音は転調後のラスサビ。 principle mid2A hiC Blue Butterfly mid2C hiD Bravin' Bad Brew mid1G hiD Heaven's waltz -short ver.- mid2A# hiC hiC Full Verは未発表。 僕らの未来 mid1G# hiC ま行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 みだれ髪 mid1F hiD Moon Garden ~恋物語~ mid1G hiD や行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 優美なる孤独 mid2A# hiC hiC 夢の終わり mid1G# hiC 最高音は転調後のラスサビ。 ら行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 REAL mid2A# hiC# Rhythm-MAX mid2A hiC# 関連ページ 外部リンク 検索用文字列
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/898.html
【4】戦域攻勢作戦計画4101号 JUGGERNAUT その情報はベルカ空軍でも限定されたネットワークを駆け抜けた。 公式には存在を知られていない。というより同じ職業内での内輪つながりにちかい。 レクタやゲベートといった諸国と対峙する東部戦線にもその話はネットワークに乗って届いていた。 戦線は全面的に優勢であり、ここの空を護る第7航空師団の各飛行隊は比較的少ない損耗でソーティを繰り返していた。 「オベラート 出頭しました。」 「早速だが、大尉。君には頼りにしていなかった者に実は頼りきっていたという経験はあるかね」 ごく普通の庶民の家に育ち、士官学校から地道に昇進してきたオベラート大尉はごくごく常識的な意見を述べた。 「我々は常に無意識で誰かを頼りきっていますよ。違いますか?」 「確かにな。 だが、意図的に疎外していた者に実は大いに頼っていたという経験は?」 「は? 個人的にはありません。・・・そうしたことがないように心がけてはいますが・・・」 オベラートはこの敬愛する上官の話の意図がさっぱり読めなかった。 「第10師団のベルンハルト=シュミッドを知っているな?」 「TOPエースだが厄介者。グリューン隊の隊長ですね」 「厄介者だがTOPエースだ。その彼が落とされた」 微妙な言い換えに驚いたオベラート大尉の眉が軽く跳ね上がる。上官はその出自から考えるよりも現実主義者らしい。 「驚きですな。円卓でしょうか?」 「だが、驚くのはそれだけではない。彼の率いるグリューン隊の全機やられた。全機だぞ?」 グリューン隊の連中は軍の誇りや規律といったものに無頓着な男達だが、腕前はTOPクラスで軍上層部にも実績で黙認させるという力量だ。 「B7Rに侵入した小癪な偵察隊を排除しようと交戦状態に入ったことまでは確認されているが、4機ともレーダーからロストしている」 「相手はどこです?」 「不明だ。 だが、勘でいうなら、おそらくウスティオの連中だ」 二人ともウスティオ軍が土壇場で体制を立て直して反撃にでていたことを覚えていた。 だが、オベラートは今回の呼び出しとどういう関係があるのだ?との疑問を拭えなかった。 表情に表さなかったが、オベラートの思考を呼んだらしく、中佐は本題を切り出した。 「そこで我々が、増援として南部・西部戦線を担当する。頼りにできるのは藍鷺しかいないとの泣き落としだ。移動の準備をしておけ」 「はっ!」 「今まで円卓の切り札をグリューン隊に頼りきっていたという事実を誰も直視しようとしない。こまったものだな? 大尉」 生まれながらの貴族らしい些か尊大なジェスチャーでディミトリ=ハインリヒ中佐は部下のオベラート大尉を下がらせた。 ウスティオ及びオーシア合同による大規模な教導作戦計画の実行が決定した 両軍を総称した戦略的軍事機構を『連合軍』と正式命名 本共同作戦計画を『戦域攻勢作戦計画4101号』と呼ぶ 本計画の主目的は連合軍の水上輸送と確保である 我々連合軍が輸送路を確保するためにはフトゥーロ運河周辺を占拠するベルカを一掃せねばならない。 今回の大規模な教導計画上 諸君らには参加作戦の選択権を与える 戦域攻勢作戦計画4101号は 3つの局地的航空作戦任務で成り立っている 1つを『ゲルニコス作戦』と呼ぶ 本作戦は ベルカ航空部隊及び港湾施設 地上兵器を殲滅する 対地・対空攻撃任務である 1つを『ラウンドハンマー作戦』と呼ぶ 本作戦は ベルカ艦隊と港湾施設 地上兵器を殲滅する 対地、対艦攻撃任務である 1つを『コスナー作戦』と呼ぶ 本作戦は オーシア第3艦隊を中心とする 艦船の護衛任務である 艦隊には 試験航行を目的とした 最新鋭空母も含まれている 何れの作戦でも ベルカ軍の激しい反撃が予想される 参戦作戦の決定は慎重に行え 以上だ。 ブリーフィング中につき、なのはの耳元でフェイトが囁いた。 「魔犬さんはどうするの? なのは」 「そうだね。 まずは妖精さんに聞いてみるよ」 フェイトからの問いかけには保留しておいて、なのははピクシーに耳打ちした。 「ピクシー、どう思います?」 「『コスナー』はナシだな。行動を制約される護衛任務よりも攻撃的任務だ。で、獲物はデカいほうがいい。となるとサイファー?」 ピクシーはどこか気難しさを感じさせる笑いをみせながら、なのはの意見を聞きたがった。 なるほど、コスナー作戦では運河を抜ける艦隊の上空防衛が任務となる。そうなれば 戦術行動はおのずと制約される。航空機や地上部隊は重要な攻撃目標かもしれないが、 大きな獲物とは言い難い。『ラウンドハンマー作戦』でベルカ艦隊を叩けば報酬も期待できる。 「そうですね。それでいきましょうか」 「待て待て慌てるな。稼ぎの事も考えろよ。『ラウンドハンマー』に参加しそうな面子を考えてみろ」 なのはがブリーフィングルームを見渡すと、そこには攻撃機F-1を駆る狼、ルー・ガルー隊、リカントロープ隊の面々も揃っていた。 「あの連中のASM攻撃はちょっとしたものだ。さすがに俺達じゃあれの真似はできないぞ?」 F-1部隊の長射程対艦ミサイルとガルム隊の通常爆弾とでは、得物の差が大きすぎた。 残る「ゲルニコス作戦」の対地対空攻撃とは何とも中途半端なものだが、 「ラウンドハンマー」ほど味方の中で出遅れる心配は少なくて済むし。「コスナー」の艦隊防空よりも行動の自由が利く。 「ということで『ゲルニコス』に参加するよ」 「そっか・・・『コスナー』には参加しないんだね」 微妙に残念そうな顔をするフェイトだが、 できるだけカバーするように頑張るとのなのはの言葉で随分と明るくなった。 このところ、一緒に行動していないというのはフェイトにとっては個人レベルで残念なことだった。 そのフェイト達のマジシャン隊は『コスナー作戦』に参加する。 駐在所長経由でヴィータからもたらされた情報を判断したところ、 艦隊護衛任務に着くことで、デバイス持ちのベルカ軍エースパイロットと接触する可能性が高いと考えたのだ。 《イーグルアイよりガルム隊へ 作戦開始。 港に駐留するベルカ軍を殲滅し、連合軍艦隊の航路を確保する》 作戦開始時刻と同時に無線封鎖が解除され、イーグルアイからも通信が入る。 なのははF-4Eファントムのスロットルを全開にし、オーシア空軍の電子戦機が展開している電子欺瞞の雲から飛び出した。 後ろにピクシーも続くが、運河に向かう機はガルム隊だけではなかった。 他のウスティオ軍機だけではなく、見慣れないマーク、オーシア軍機も混じっていた。 《反撃の狼煙だ この日をずっと待っていたぜ》 《ウスティオを取り戻す為の大きな一歩だ 失敗はできない》 攻勢計画4101の骨子はフトゥーロ運河を確保し、空母ケストレルを主軸とした連合艦隊に運河を無事に通過させることにある。 高度を一気にさげると、景色が鮮明になってきた。もっとも砂漠地帯では見るべきものもないし、見物している余裕もないのだが。 《解放への門だ あそこを抜ければ戦況が変わる》 予定では最初に通常爆弾で運河守備隊を攻撃することになっていた。 ガルム隊の2機はなのはの判断で回避進入コースを取らず、そのまま拙速を優先して攻撃を開始する。 だが、戦慣れしたベルカ軍は混乱をみせず、完全な奇襲とはならなかった。 《レーダーに敵影を補足 各員 交戦に備えてください》 《来たか・・予測よりも早いが誤差の範囲だ。これより 連合軍を迎え撃つ》 地上からの対空砲火が連合軍航空部隊の周囲で炸裂する。 突然なのはの斜め上方を飛んでいたオーシア海軍のF-4が奇妙に震えたと同時に煙を吹いて落ちて行った。 とっさに操縦桿を引いてから倒す。 天地がゆったりと回転し、バレルロールで対空砲の射撃を外しながらも、目標に肉薄する。 《投下!投下!》 なのはの合図でガルム隊の2機から通常爆弾が放たれた。地上の石油タンクへ吸い込まれるように進んでいく。 対地警報が鳴り響くのを無視して地上50メートル付近で高速ターンを描き、 仕留め損ねた石油タンク傍の対空砲2門へミサイルをそれぞれお見舞いする。 花火のように対空砲がはじけ飛んだ手応えを感じ、そのままガルム隊の2機は運河の水門方面へ全速急上昇で離脱する。 《一撃離脱か。えらく慎重だな。サイファー》 ピクシーはなのはのファントムを確実にフォローできる位置で追従していた。 なのはが対空砲を撃破している時にはピクシーは鬱陶しいSAMを潰していた。 《これだけ入り乱れているし、混乱しないように、 ね》 《ほぅ・・・兵士の眼をしてるな》 無線交信の最中に逆落としで上空から襲い掛かってきた3機のF-16の編隊とすれ違う。 咄嗟のガンアタックで1機に命中したが、決定的なダメージとまではいかず、背後を取ろうとループに入る。 なのははF-16はドッグファイトとなると侮れない相手だということを、知識としては知っていた。 今度はガルム隊がベルカのF-16編隊を上空から襲う番だった。 敵にしてみれば混戦へもちこもうとするだろう・・・・ 《散開で対空戦闘を!》 《ガルム2 了解》 ピクシーはF-16編隊の1機に狙いを定め、2機がなのはのファントムともつれ合う前にケリをつけようと判断した。 2・3度ほど、互いにロールとループを繰り返し、F-16とシザーズ機動に入ったところで、タイミングを図って急速上昇で相対距離を稼ぐ。 F-16が位置エネルギーと運動エネルギーを回復するまでに優位な高度と距離を占位したピクシーはAAMを放った。 この位置、この距離なら外れまい。 予想通りF-16は小さな爆発の後に痙攣したようにぶざまに落ちていく。 《撃墜を確認。相棒が苦戦しているぞ サイファー》 《了解イーグルアイ、援護に向かう》 なのはは今までF-16を相手にしたことがなかった。その俊敏な機動性は事前情報どおり、たしかに脅威に感じた。 互いに死角をカバーしながらもF-16の編隊はなのはに決定的なチャンスを掴ませなかった。 だが、なのはもベルカ編隊に付け込む隙をあたえなかった。 《このファントム、かなりデキる奴だ。後ろに目がついているのか?》 《焦るな 罠に追い込むぞ》 《連絡を密にせよ 連携を怠るな!》 ベルカ空軍の強さの理由は個人のスキルの高さだけではなく、陸海軍も含めた他の部隊とも咄嗟に高度な連携がとれるところにある。 あの小生意気な動きをするウスティオの白いファントムも直ぐに思い知るだろう・・・ なのはがF-16編隊を振り切ったと思った空域はベルカの罠だった。 というよりもベルカ空軍と陸軍の連携で対空放火陣地の網に追い込まれたというのが事実だが、さすがにそこまでは判らなかった。 だが、なのはは理由は判らないが嫌な感じがピリピリとするのを感じていた。 こういう感じがするときは敵が何かを企んでいる・・・だが、それが何かまでは判らない。 《サイファー 無理に突っ込むな! 対空砲火の的になるぞ》 「あっ!」 なのははベルカの仕掛けた罠を悟った。 ピクシーの忠告は理にかなっており、普通なら素直に回避する。だが、なのはは回避先には先ほどのF-16が爪を研いでいる筈と感じていた。 そういう判断の根拠となるものはなかったが、なのははいつものように実戦中に感じた直感を信じることにした。 それなら・・・ そう、正面をぶち破って突破すればいい。何も敵の思惑に乗ることはない。 「レイジングハート? 空力重力と火器管制の制御は一旦アウト。シールドとバリア強化にリソースを集中」 「Isn t your judgment too dangerous?」 「そぅ。危険だから防御を固めるんだよ」 「No master. The skill as your fighter pilot is ordinary or poor. Without forgetting」 遠慮のないレイジングハートの率直すぎる指摘は果たして正解だろうか? レイジングハートの指摘に対しては、ベルカ軍の防空大隊がその回答者であった。 もっとも答えの内容についてはベルカ軍人自身も知らないのだ。 《対空戦闘用意!》 《AからDの中隊 準備良し E中隊条件付で良し》 《対空自走砲 配置完了》 《F中隊が応答しません 水門の状況 不明!》 一番遠いエリアに展開していたF中隊はラウンドハンマー作戦に参加している F-1を駆るルー・ガルー隊の迎撃に失敗し、したたかに逆撃を蒙って全滅していた。 《弾をありったけ食わせてやれ》 30mmの機関砲弾が白いファントムの周囲で炸裂する。 「ぐっ・・・くっぅぅ・・・」 空力重力制御をオフにした途端、なのははファントムのコクピットで吐き気と眩暈に襲われながら、耐えていた。 上下左右前後とおかまいなくGが全身を襲う。 操縦桿も鉄柱かと思うように重く、その一方で過敏に反応する傾向も出てきた。 この状態では折角のシールドとバリアの強化も安定した強度が保てない。 「ゴンゴンゴン!」 機体を叩くようなリズムの振動が加わり、幾つかの油圧系の警報ランプが赤く点灯し、神経を逆なでするアラームがコクピットで鳴り響く。 防御魔法の出力が落ちた瞬間、機関砲弾の破片を喰らったのだ。 だが、ここは恐怖と不快感に耐えてでも攻撃進入コースに機体を乗せるしかない。 胃が締め付けられ、何かが上がってくるようなたとえようのない不快感を必死に押さえ込む。 意識が乱れた時にさらに全身をゆさぶる衝撃。また何発かくらったようだ。 それも油汗を額に浮かべながら必死で堪えてHUDに示された爆撃コンピュータの表示に標的が重なるのを待つ。 「投下!」 爆弾を切り離して、すぐに360°ロールしながら針路を強引に、だが、微妙に調整し、 隣接する防空部隊にも攻撃を加える。 「・・とう・・かっ!」 少し離れた2箇所で爆発が巻き上がり、やがて対空砲火が沈静化した。 「ふぅ・・・・!?っぷ・・・・・・・・・・・」 なのはは安堵の息を漏らした瞬間、全力で後悔した。 同時に胃の奥からせり上がってくる圧力を耐え切れない・・・・・・。 《大丈夫か相棒?ずいぶん無茶してくれたな。》 無線越しとはいえ、なんとも気色悪い声を実況で聞かされたピクシーは 心底うんざりするような声で、だが心底心配そうな声でなのはに問いかけた。 《お゛ぇ・・うぷ・・・ぎもぢわる・・・・・何ばつが貰っだけど、行動に支障なじ》 ピクシーは思わず「どこがやねん?」とノースポイント流のツッコミを入れそうになる。 死地を脱したなのはは すぐに空力重力制御の魔法を再展開させた。 この飛行アシストともいうべき魔法がなければ、戦闘機パイロット失格ということらしい。口の中に広がる粘っこい酸味が何とも気持ち悪い。 どうやらレイジングハートの指摘が正解だったということだ。 防空網の罠に追い込んだつもりになっていたF-16の2機は相次いでピクシーに仕留められていた。 《あまり傷ついた機体で無理するなよ》 サイファーの奴、今日は本調子じゃなさそうで心配だな。まるでド素人じゃないか・・・ 防空網の真ん中に展開する2つの中隊を撃破したなのはの攻撃は、作戦面では大きな転換となった。 ラウンドハンマー作戦で低空進入する攻撃機部隊の侵攻飛行ルートがもう1本できたのである。 《ガルム隊 順調にベルカ軍を攻撃中 他の部隊も続け!北への侵攻ルートがもう1本拓いたぞ》 《いけるぞ。攻撃は各自に一任する》 ラウンドハンマーに参加しているキメラ隊・リカントロープ隊がすかさず、舐めるような超低空で突進していた。 キメラ隊の攻撃で港に停泊していた貨物船とガントリークレーンが直撃を喰らい、 水面に崩れ落ちたガントリークレーンがあたりに巨大な水柱を登らせる。 《連合軍め 戦力をかなり集めたようだ》 《貨物船が運河に飲まれていく 連合軍の奴ら ここまでやるのか》 ベルカの必死な様が混信している無線からも十分に感じられた。 《防空網に穴を開けたのは誰だ?》 《ウスティオの傭兵がやったらしいな》 《腕のいい連中がいると聞いたぜ》 ゲルニコスに参加しているウスティオ軍機の中でも目立つ戦果を挙げているガルム隊への賞賛が上がっていた。 《新たな敵部隊を確認、方位0-8-0に4機》 イーグルアイの報告とほぼ同じタイミングでなのははその存在を感じた。 <ねぇ・・・この反応って?> <Yes It s a magic reaction. Master> 魔力を持つ者は極めて稀な第91管理外世界、その世界のベルカ軍から魔力反応があるということは、 管理局が探している人物である可能性が極めて高い。 《ガルム1より2へ、敵の増援を叩きましょう!》 《何ぃ?》 突然サイファーの声が張りと勢いを取りもどしたことに戸惑うピクシーを無視して 雲を曳きながらファントムが急旋回を見せる。デバイスの反応のある編隊だけは逃す訳にはいかない。 なのはの魔導師としての本来の「仕事相手」なのだ。 あわててピクシーもなのはのファントムに続く。 《敵連合軍には傭兵も混じっているようです》 《それなりに腕は立つようだな》 《インディゴ1より各機、目標を確認 攻撃を開始する》 加速度計がレッドゾーンに入るような急旋回でファントムのリベットが飛びそうになる。 重力制御を魔法でアシストしても8Gもの旋回Gが軽くなるだけで、決してゼロになるわけではない。 Gで首を押さえつけられたまま、なのはがキャノピーに備え付けられたバックミラーに視線を移すとF-15の赤い翼が大写しになっていた。 魔法に頼らず、純粋にフィジカルの能力だけで高G機動でも編隊を維持できる戦闘機パイロットの鍛え方に感心する。 と同時にこれからの戦いに備える必要について一瞬だけ思いを巡らす。 《グリペンを出してきやがったか》 ピクシーは今までにない緊張感と高揚感に包まれていた。 誰もが知っているようなベルカの英雄と戦う機会があるいうのは、傭兵としては避けたい。 だが、 戦闘機パイロットとしては最高の敵手であった。 高揚感と緊張感が同居する。 《サイファー 相手をみくびるなよ ベルカはこの運河を死守するつもりだ》 続く 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/ririkaru/pages/6.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/lotrmcmodjp/pages/62.html
ローハン 編集中のコンテンツ 地域の由来などの説明文→中つ国Wikiなどで引用した場合はリンクも表示 Rohan imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 バイオーム情報 場所 White Mountain(白の山脈)の北、Enedwaith(エネドワイス)の東 植物 オークの木、草、花 動物 牛、Boar(猪)、羊、鶏、馬 NPC Rohirrim(ローハン人)、Rohirrim Archer(ローハンの弓使い) 盗賊出現率 中 侵攻危険度 Uruk-Hai(ウルク・ハイ) 高 サブバイオーム この地域に属するサブバイオーム一覧 サブバイオーム サブバイオーム名サブバイオームの説明 サブバイオーム名サブバイオームの説明 構造物 構造物名(構造物名の和訳) - 構造物の説明 構造物名(構造物名の和訳) - 構造物の説明 モブ モブ名(モブ名の和訳) - モブの説明 モブ名(モブ名の和訳) - モブの説明 侵攻 侵攻についてのサブバイオームごとやどこの種族が攻めてくるなどの説明(侵攻の起こらない地域ではこの項目を消す。) 採掘 他の地域で採れない鉱石や石などの情報の説明(特別その地域でなければ採れないものがなければこの項目は消す。) 植物 その地域にどんな植物が生成されるかの説明 Name Comment
https://w.atwiki.jp/hoot2ch/pages/37.html
game name RUNARK(ルナーク) /name !--xml作成:okabe -- driver type = "f2system" taito /driver romlist archive = "growl" rom type = "code" offset = "0x00000" c74-12.ic62 /rom rom type = "adpcma" offset = "0x000000" c74-04.ic28 /rom rom type = "adpcmb" offset = "0x000000" c74-05.ic29 /rom /romlist titlelist title code = "0x00" 00 曲停止 /title title code = "0x1d" 01 Catch #VI(Signature) /title title code = "0x0d" 02 My Earth(Title Back) /title title code = "0x0c" 03 Peaceful(Coin) /title title code = "0x0e" 04 Peaceful(Select) /title title code = "0x0f" 05 Attack(Openning) /title title code = "0x10" 06 Rune & Ark(Main theme #I) /title title code = "0x11" 07 Theme of Kain(Boss A) /title title code = "0x13" 08 Success(Clear #I) /title title code = "0x14" 09 Fade in(Clear #II) /title title code = "0x15" 10 Mazing(Scene 3) /title title code = "0x1a" 11 ____ what s?(Scene 5) /title title code = "0x16" 12 Paper Guy(Boss B) /title title code = "0x12" 13 Fazz Top(Bonus Stage) /title title code = "0x17" 14 Green Land(Scene 4) /title title code = "0x18" 15 Dear Partner(Main Theme #II) /title title code = "0x1e" 16 Down way(Ending Title) /title title code = "0x20" 17 The inn of the last home(Name Entry) /title title code = "0x1f" 18 不明(CD未収録) /title /titlelist /game
https://w.atwiki.jp/vocaloidenglishlyric/pages/375.html
【Tags Gumi Len Nem Tomodachiboshuu-P TomodachiboshuuP tA A】 Original Music title 嗚呼、素晴らしきニャン生 (Aa, Subarashiki Nyan-sei)」 English music title Ah, How Wonderful A Cat's Life is! / Ah! A Cat's Wonderful Life Romaji music title Aa, Subarashiki Nyansei Music Lyrics written, Voice edited by Nem Music arranged by Nem Music mixed by 友達募集P (Tomodachiboshuu-P) Singer(s) 鏡音レン (Kagamine Len), [GUMI](Megpoid) Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by animeyay): What a cute young lady we have here! Your pure white fur is so lovely and superb! In this night with such a beautiful moon, would you like to play together with me? A cat can only live once, so it's all about having fun. Shall I tear that collar around your neck to pieces with my teeth? Being a stray is the best! Meow meow meow♪ I steal fish to eat, chase after pigeons, and look down on the working humans from the roof, where I doze off into a light nap. You should be free, too. Meow meow meow♪ I'll also introduce some great buddies to you. Come now, open up that window, and leap right out! What a willful Mr. Stray we have here! Only your eyes are sparkling in the darkness. You sure know how to talk with that mouth, but I am not a dumb lady. A cat can only live once, so that's why I am being kept as a pet. Do you even have the faintest idea how much the collar of this brand costs? I am graceful. Meow meow meow♪ I eat delicious meals and sleep on a fluffy bed. Although I slightly dislike water, I still take a shower everyday. Compared to me, meow meow meow♪ from whom can you seek protection? Tomorrow, just maybe, you could be run over by a car! Your assertive sassiness is charming, too. I'm beginning to take a liking to you. Oh my, how blunt, but what you're doing will not be able to move my heart. My dream, meow meow meow♪ is to leap out of this town eventually, journey to the distant Northern land, and watch the aurora lights there. If you, meow meow meow♪ could be there with me, it'd be wonderful. But I guess it will never happen... My way of living, meow meow meow♪ cannot be changed so easily. Besides, I simply do not have the heart to abandon the girl who keeps me as her pet. I'm still talking, meow meow meow♪ are you already leaving? Com'on, Wait! Please feel free to visit me again tomorrow. I will be waiting... Romaji lyrics (transliterated by animeyay): kore wa kawaii ojousan masshiro na ke ga totemo suteki ne konna tsuki ga kirei na yoru wa boku to issho ni asobimasen ka NYANsei wa ichido-kiri tanoshimu ga kachi na no desu anata o shibaru kubiwa wa kamichigitte agemashou nora wa saikou NYAN NYAN NYAN♪ sakana kusunete, HATO oikakete hiruma wa hataraku ningen o shirime ni yane no ue de yume-utsutsu anata mo jiyuu ni NYAN NYAN NYAN♪ suteki na nakama mo shoukai shimashou saa, sono mado o hiraite tobidasu no desu! kore wa kimama na noraneko-san yami no naka me dake ga hikatte'ru zuibun kuchi ga jouzu da kedo watashi wa BAKA na onna ja nai wa NYANsei wa ichido-kiri dakara koso kawareru no yo BURANDO kubiwa no kachi ga anata ni wa wakaru kashira? watashi wa yuuga yo NYAN NYAN NYAN♪ oishii shokuji ni fukafuka BEDDO mizu wa choppiri nigate da kedo mainichi SHAWAA datte abireru no sore ni kurabete NYAN NYAN NYAN♪ anata wa dare ni mamotte morau no? ashita kuruma ni hikareru ka mo shirenai ja nai! sonna tsuyoki na toko mo suteki desu issou anata o suki ni narimashita ara shoujiki ne, demo sonna yarikata ja KOKORO yuraganai wa boku no yume wa NYAN NYAN NYAN♪ itsuka wa kono machi o tobidashite haruka kita no kuni ni tabishite OORORA o kono me de miru koto desu soko ni anata ga NYAN NYAN NYAN♪ ite kuretara nante suteki deshou dakedo sore wa kanawanai rashii... ikikata wa NYAN NYAN NYAN♪ sou kantan ni wa kaerarenai no sore ni watashi o katte iru onna no ko o hitori ni dekinai wa hanashi no tochuu yo NYAN NYAN NYAN♪ ara mou icchau no? nee chotto! ashita mo koko ni kite ii no yo matte'ru kara... [Tomodachiboshuu-P, TomodachiboshuuP, Nem]
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/726.html
【171号線奪還】annex 『ベルカ戦争』には謎が多い。 終戦から10年経った現在やっと一部の情報が開示された 私はその資料をすぐに入手し。それでは足りず―― 出所不明な裏情報にも手を出した。 私がそこまで掻き立てられたのには理由がある この戦争は1988年のベルカ連邦法見直しに端を発する。当時 財政難に荒れたベルカは東側諸邦の独立を許した。 ウスティオ共和国はこのとき誕生する。しかし ベルカの財政難は収まる事はなかった。 一方で―その流れに乗じて肥大化していく巨大国家オーシア。 その経済恐慌の中― 極右政党が政権を獲得する。強く正当なベルカを取り戻すために 1995年3月25日ウスティオでの天然資源発見をきっかけについにベルカは隣国への侵攻を始めた 『ベルカ戦争』の開戦である。 準備不足の各国は伝統のベルカ空軍の前に敗走 数日の内に山岳地を除く全域を占領下におかれたウスティオ政府軍は外国人傭兵部隊を組織。オーシアとの連合作戦に望みをかける― ここまでは 教科書にも載っている だが 資料に奇妙な類似点を見つけた 1人の傭兵に関する記述そしてそこに残された『白い悪魔』という暗号 情報としては不十分なものが多い。だが 私はそこに惹かれた 私はこの傭兵を通してベルカ戦争を追いかけることにした その先には何かがあるこの戦争の隠された姿かただのおとぎ話か その傭兵に会うことは出来なかった。存在自体があやふやだ ただ『悪魔』と関わりのあった人物数人を突き止めることは出来た 『片羽』はその中の1人だ ヴァレー基地にある女子居住区。 ここにはメカニックや管制官が殆どで女性パイロットはごくわずか。 正規軍の戦闘機女性パイロットとなると5名しかいない。 いずれも奇襲をうけ全滅した基地から死地を脱することができた幸運な者だけである。 そんな中の一人 ナタリー=ヴィステス大尉はロビーの一角の喫茶スペースに入ってきた人物を見かけて好奇心を隠せなかった。 同性で同じ仕事をしているとはいえ、「正社員」と「フリーランス」の立場の違いは大きい。是非とも傭兵の考えを知りたかった。 視線で挨拶を交わし珈琲スタンドにいる目的の人物に挨拶をしながら近づく。 ナタリーは先の爆撃機迎撃 Crossbow作戦については機体整備の為、参加していなかったので、 マジシャン隊やガルム隊の戦闘は噂話でしか聞いていない。あれは・・・確かマジシャン隊の2番機か? 「隣、いいかしら?」 「どうぞ」 「聞いたわよ。先の戦闘ではあなたのお友達、いきなり大活躍だったそうね」 フェイトは話しかけてきた人物の名前と顔を思い出そうとしていた。 当然ながら女性、服装からしてパイロット、蒼地の徽章はウスティオ空軍大尉。 脳内検索の結果は・・・・該当なし。 「えっと・・・貴方は?」 「ルー・ガルー隊のナタリー=ヴィステス。ベストラで良いわ」 「マジシャン隊、フェイト=T=ハラオウン。ネメシスと」 互いに簡単に自己紹介を済ませ、ナタリーは開戦からヴァレー基地に至るまでの経験を説明した。 「私達は奇襲にもかかわらず善戦したわ。かなりのベルカ機を落とした。でも、・・・赤い燕の連中が」 ナタリーがマグカップを机に置いた時の音は普通よりも明らかに大きな音だった。 「大変だったわね」 黒いマグカップの中の液体が大きく揺れていたが、ナタリーの心とおなじように徐々に収まっていく。 ナタリーは首都近郊の基地で3番機を務めていたが、機首を赤く染めたタイフーン4機編隊に奇襲をうけ、 ルー・ガルー隊の同僚3機を失った。後輩でもある別の隊の機を連れてヴァレーまで撤退してしていた。 「ネメシス。一つ聞いていい?」 「何かしら?」 「貴方は何の為に戦いの空を飛ぶの?お金、名声、責任感?」 ナタリーは同性として戦場に出る傭兵の生の意見を聞きたがった。 さすがに責任感との答えは無いでしょうけどねと答えを予測する。 空軍士官学校からパイロット養成コースに進んだナタリーは純粋培養の若きエリート軍人であり、 戦うことでウスティオへの責任を果たさねばならなかった。 フェイトは一瞬だけ警戒の色をみせたが、表面はいたって穏やかなものだ。 「うん、まぁ、私がココの空で必要とされていると感じたからなんだけど」 理由になっていない嘘だとフェイトは心で苦笑した。 ナタリーに多次元世界の概念や時空管理局の事を話しても理解できないだろうし、それに話すには情報リスクが大きすぎる。 「あなたはどうなのかしら?ベストラ」 穏やかな知性を感じさせる魅力的なスマイルを浮かべて切り返す。 質問者に同じ質問を返すことは主導権を奪い返す技術だが、 フェイトの執務官訓練の監督官は、交渉の心得があり、頭の切れる相手には逆効果だとも教えていた。 さて、ベストラはどう返してくるだろう? 「私は・・・」 ナタリーは少し、答えをまよった。 自国を護る戦いの空を飛ぶことに何の違和感もない。ウスティオ軍人としては当然の事だ。 だが、ナタリー=ヴェステス個人は戦いの空を望むのだろうか? パイロットを目指し、空軍という組織でそれを実現したが為に軍人としての自覚が生まれたのかも知れない。 戦うために飛ぶのか、飛ぶために戦うのか・・・そのあたりがどうにもあやふやだが、国を護る為に戦う自信と決意がゆらぐ事はない。 「私は、・・・ウスティオの為に飛ぶのよ。当たり前でしょう?」 ナタリーはフェイトから視線を外し、屋外エプロンで点検を受ける自身の愛機に目を向けた。 わざわざ好き好んで何の関係のないウスティオという国の為に命を張ってくれるフェイトに対して少し気恥ずかしくなったせいだ。 視線につられてフェイトも外のF-1に視線を送った。 繊細ともいえる細身の機体のテールには2本足で歩く狼男のエンブレムが描かれている。 フェイトがナタリーのフライトジャケットのパッチを見比べながら尋ねた。 「あれは、貴方の機?」 「うん、だいぶん古いし、対艦は別として、空戦は苦手な機体だし、 しかもあなた方達のような傭兵とは違って私有機で戦争、って訳にはいかないのよね。でも・・」 「でも?」 「でも・・今は私の大切な相棒」 「相棒か・・・」 古いとはいえ、曇り一つ無い研ぎ澄まされた剣。戦いの為にデザインされ、破壊の為に作られた道具。 フェイトは質量兵器に対して特別な想い入れを持ったことはない。だが、自分とバルディッシュとの関係に置き換えるとなんとなく理解できる。 明日の作戦にはフェイト達のマジシャン隊、ナタリーのルー・ガルー隊も参加する。 「明日はあの子の本来の力を見せつけてやるわ。月に届くまで吹っ飛ばしてやる!」 フェイトは勢い込むナタリーを煽ったりはしなかった。また落ち着かせようともしなかった。 地上にある質量兵器を月に届くまで吹き飛ばすという意気込みを文字通り、額面どおりの意味で受け取ってしまい、ショックを受けていた。 自身に置き換えて考えてみる。 リミッター無しの全力全開、一転集中の砲撃魔法でもミッドの虚空に浮かぶ双月まで何かを吹っ飛ばす。 そういうマネが果たして私、フェイト=T=ハラオウンに可能だろうか? この第91世界の質量兵器戦争は半端なものではないということか・・・ 幸いナタリーがマグカップを傾けていたのでフェイトの思案顔が誰にも見られることはなかった。 「地上兵力の輸送活路を確保するには アルロン地方をはしる ルート171を奪還せねばならない この幹線道路には それぞれアーレ川 エムス川を跨ぐ 3つの橋が架かっており現在はベルカ機甲部隊による 厳重封鎖が行われている」 陸路確保は ウスティオからベルカ軍を一掃する 我が軍の重要な足がかりとなるであろう 幹線道路を封鎖する ベルカ地上部隊に打撃を与え 我が軍と オーシア軍を結ぶ兵站ルートを確保せよ」 豊かな大地、その大地を縫い付けるかのように川が流れる。 そのような情景には平和で穏やかな空が似合う筈だが、今は鋼の鳥達が空の主人公である。 《攻撃目標は幹線道路沿いに展開、作戦を開始せよ》 《ヴィゾフニル隊は上空援護、リカントロープ、ルー・ガルーの両隊は所定の行動をとれ》 《了解、AWACS。 ちゃんと見といてくれよ》 返事と同時にドラケン4機編隊が散開しつつ上空に駆け上がる。 ドラケンのヴィゾフニル隊が高空で対空監視をひきつけ、続いてマジシャンとガルムの支援攻撃部隊が国道から離れた目標を制圧。 地上部隊の混乱に乗じてF-1で構成されたリカントロープ、ルー・ガルーの攻撃隊本隊8機が エムス川に沿って超低空進入し、主目標の地上部隊を攻撃する手筈だ。 《輸送ルートを封鎖するベルカ地上部隊を叩き潰せ》 まずはこれからガルム隊2機とマジシャン隊4機で穀倉地帯に点在するベルカ軍の監視ポイントに襲い掛かるのだ。 「レイジングハート、対地攻撃も設定は大丈夫だよね?」 「yes, My master. All weapons are under non-bloodshed setting.」 毎回この確認だけは怠るわけにはいかない。 レイジングハートの報告に満足すると、なのはは機種を僅かに東へ調整した。 犯罪者のアジトを急襲して身柄を確保するのと感覚的に似ているかなと 今の状況を自分の慣れた環境に置き換えてイメージしてみる。 チリッ! 対空警戒レーダーに機体が撫でられる。 《今ごろ気付いても、もう手遅れだよ》 《油断するなよサイファー》 経験豊富な傭兵らしくピクシーがなのはに警告するが、 せいぜい注意喚起というような意味らしい。 すぐにHUD越しに野戦防空レーダーの姿が確認できた。 ベルカ軍の無線が混じるようになってくる。 《こいつらウスティオからきやがったのか!対空戦闘用意!》 すぐさま対空砲が打ち上げてくるが、なのはのファントムを捕らえることはできなかった。 《攻撃対象に民家がある。あれも作戦内か?潰しておくか?判断は1番機に委ねる》 ピクシーの問いになのはが答える。 《撃ってきた訳でも無いし、民間施設への攻撃は無しにしよう》 《そうだな この戦争が終わればあの民家にも家人が戻るだろう》 なのはは地上攻撃に自由落下型爆弾を選択し、爆撃照準コンピューターの支援を 使うことにした。レイジングハートを信用していないというよりも地上攻撃の勘所を実体験させたいという、いかにも教導官らしい発想だった。 「レイジングハート、爆弾の威力制御に集中して。投下タイミングは見てるだけでいいよ」 「Yes, My master」 HUDに示されたサインに従って、目標と見定めたベルカ軍のトラックの集まりに爆弾を放つ。ピクシーが狙いを定めたのは物資集積所らしい 白地に青線のF-4Eと淡いグレーに右翼が赤いF-15Cの2機から綺麗な放物線を描いて落下する。 爆発がアルロンの土地を辺りに赤と黒に染める。 《イーグルアイ。ガルム隊、攻撃成功だ》 《対地もいい腕だな サイファー》 ピクシーの賞賛も受け流し、なのはが気にしていたのは攻撃ポイントにいた兵士に対する損害だった。 爆弾には信管が作動すると同時に幾つもの対人魔法防御を発動するよう魔力を込めている。 クラウディア艦内でのシミュレーションでは死者は出ないとの評価が出ているが、果たして実戦では効果があったものか? この状況では確かめる術が無かった。 《こちらマジシャン隊、所定の目標は全て沈黙》 なのはは軽く安堵した。他の管理局組も無事のようだ。 《マジシャン隊は、引き続き周辺制圧。ガルム隊は攻撃隊本隊を援護せよ》 なのは達の攻撃と前後してリカントロープ隊とルー・ガルー隊のF-1、計8機がアムス川に沿って低空で進入していた。 攻撃隊の正面に突然行く筋もの白煙が迫り、リカントロープ隊2番機のF-1がSAMに捉えられた、 火の玉となって爆発する。 だが、編隊は微動だにしない。 《残り7機、針路変わらず》 《奴等も必死という訳か。だが、ここを明け渡すわけにはいかん 》 地上からの攻撃はSAMから対空砲火主体に切り替わった。 《リカントロープ 投下!投下!》 3機のF-1は、微妙にタイミングをずらして爆弾が投下。ベルカ軍の施設が吹き飛ばされる。 退避が間に合わなかったらしい装輪装甲車が吹き飛び、上空に向かって火を噴く自走対空砲に激突する。地獄の混乱がさらに拡大した。 《よし、さっさとずらかるぞ!》 全力で離脱する3機のリカントロープ隊に背後から対空砲火が浴びせられ、1番機が捕まった。 《糞っ!何発か喰らっちまった》 リカントロープ1の右エンジンが煙を吹くが、どうにか飛行を維持し懸命に安全圏へ離脱する。 《第1守備隊が撃破された!全軍 奴らを叩き落せ!》 ここまで友軍の損失は1機、被弾1機と作戦としては全く許容できるものだったが、戦場に出る当事者のパイロットの意見はまた違おう。 少なくとも編隊長に「許容損失」という考えを持つ者はいない。その意味ではベルカ軍の混乱はルー・ガルー隊にとって歓迎できるものだった。 だが、ルー・ガルー隊の担当目標が今回の作戦で最も重要地点のアーレ川に架かる橋を護るベルカ軍を排除することだった。 重要地点だけに護りも固い。 《ヴィゾフニル2より、イーグルアイへ。排除できなかった奴が3機潜り込んだ。攻撃隊に向かうぞ!》 《イーグルアイよりルー・ガルー隊、敵戦闘機隊が上空より接近 方位1-4-0》 《了解》 と、短く応えてからナタリーは軽く苦笑を漏らした。 で、AWACSはこちらにどうしろと言うつもりだろう? 攻撃目標まで接近しつつある状況で、後ろから敵に追いかけられるといって回避運動できないわ! 軽い舌打ちをしてから編隊に周知する。 《ルー・ガルー1より各機、針路そのまま、予定通り目標を叩く》 《了解》 僚機からの応答の声はどれも震えている。 後方から迫るベルカ軍機は上空から位置エネルギーを運動エネルギーに変換し、アフターバーナーを盛大に炊いて一気に距離を詰めてきた。 《ガルムリードよりルー・ガルーへ、援護する》 ミラージュ2000D、MiG21フィッシュベッド、F-15Eストライクイーグルの3機は バラバラのコースでルー・ガルー隊の背後を取ろうとしていたが、 彼らもガルム隊の救援を察知したらしく2機が針路を翻してガルム隊に向かってきた。 《俺とグリュックで相手する。この補給ルートはウスティオの生命線だ 絶対に攻撃隊を阻止するんだ》 《ハルプーネ、了解》 ベルカ軍の無線が聞き取れた。 《サイファー、2機が向かってくるぞ。気を抜くなよ》 なのははミラージュ2000Dの姿を確認すると背後をとるべく、緩やかだが機速を殺さない高速ターンに入った。 強烈なGが全身にかかる。このとき無理に首を左右に回そうものなら捻挫では済まない。 眼を上下左右に忙しく動かして敵の位置を確認する。キャノピーの枠に少し重なった所で特徴的な無尾翼の姿を見つけた。 ミラージュもこちらの後ろを取ろうとしており、やがて姿が後方に消えていく。どうやら相対的な位置変化は僅かにミラージュ有利だった。 なのはは背後を取られる不利を悟り、左への旋回を僅かに緩め、機体を水平に戻そうと緩やかに右へ機体をロールさせる。 そんな単調な飛行の隙を見逃す筈はなく、ミラージュ2000Dが加速してF-4Eの背後に迫る。 軽量な機体に比較的ハイパワーなエンジンの組み合わせを活かし、見る間に距離が詰まってくる。 「Warnin Warnin bandit s approaches back.」 だが、なのははレイジングハートの警告に併せて、徐々に水平に戻りつつある状態から一気に右ロール。 急激な右ロールを再開させ、1回転、もう一度左旋回、今度はハイGヨーヨー旋回にはいる。 ミラージュもなのはのF-4Eの背後に食いつこうと旋回に入るが、加速状態にあった状態では速度が乗りすぎていた。 F-4Eは上昇で速度を殺し、同時に旋回効率を稼ぐ。一気に形成逆転。 間髪入れずにオーラルトーンがコクピットで鳴り響く 《サイファー FOX2 FOX2!》 本来の赤外線誘導に加え、魔法誘導のサポートを受けたAAMは、回避しようとミラージュが放つフレアに惑わされず、 M53型エンジンに吸い込まれてゆく・・・ 落ちてゆくミラージュを後ろにして、ピクシーから無線が入る。 《こちらもフィッシュベッドを始末した。中々にいい腕だったがな》 だが、安心はできない。 《イーグルアイ、残り1機はどうした?》 《現在交戦中だ》 フェイトはガルムの2機だけでは攻撃隊を護りきれない可能性を考え、周囲の制圧を行いながらも、 ルー・ガルー隊をカバーできる位置を占めるよう注意を払っていた。 ベルカ軍F-15Eストライクイーグルはフェイトの接近を無視して2次攻撃隊に接近を試みようとしていた。 どうやら対空兵装は装備していなかったらしく、ガンアタックを仕掛けるつもりらしい。 フェイトがレーダーで捉えても回避行動を取るそぶりも見せない。 《何故、退かない?》 フェイトは思わず、無線で問いかけた。 《地上の仲間を死なせる訳にはいかないんでな》 《こちらも味方を死なせる訳にはいかない》 《私を殺す理由を聞かされたのはこれが初めてだよ》 ベルカパイロットの苦笑ともとれる声を聞いてフェイトはさすがに驚いた。このパイロット、怖くないのか? その僅かな時間にもF-15Eがルー・ガルーの編隊に迫る。 F-15Eの機銃が瞬き、ルー・ガルーの3番機に風穴を開ける。3番機はどうにか編隊を維持したが、 同僚の機の破片をエンジンに吸い込んだ4番機がバランスを崩して編隊を離脱する 《ルー・ガルー4、エンジンが何か吸い込んだ。畜生!編隊維持不能、離脱します!》 フェイトは咄嗟に怒りに任せて操縦スティックにあるボタンを押し込む。 F-15Eは回避行動など無駄とばかりにフェイトを無視して更にルー・ガルー隊に機銃で攻撃を加えようとしていた。 3番機は何時墜落するか判らない・・・ 大柄なストライクイーグルの機体がフェイトの魔法誘導のミサイルに引き裂かれ、 空に白いふわふわした花が咲く。ミサイルにかけた非殺傷設定は効果的に作動したようでパイロットは無事脱出したらしい。 《投下!投下!》 3機のF-1から爆弾が投下され、守備隊の上を爆発が覆う。 《よし、ルー・ガルー隊、引き揚げるぞ!》 第2目標への攻撃を成功させたナタリー達3機は全力で離脱しようとしていた。 《作戦は最終段階 敵迎撃部隊があれば排除しつつ、後退せよ》 あとは周辺空域の警戒をしつつ退路を確保するだけだ 既にリカントロープ隊はヴィソフニル隊と合流して後退している。 《作戦成功だ。これで連合軍の輸送ルートも確保できる よくやった諸君》 《マジシャン隊、ルー・ガルーの3番機、4番機が万全ではない。護衛をお願いできるかしら》 先ほどの戦闘の経緯もあり、ナタリーの依頼に対してフェイトが機体をぴったりと傍に寄せた。 《さっきは援護しきれなくて・・・その、御免なさい・・・》 《気にしなくていいよネメシス、悪運強くまだ生きてる。 つか、翼がもげそうなんですけど・・・ベイルアウトしてイイ?》 フェイトはルー・ガルー3番機からの返信で大いに救われた気になった。 F-1の主翼には着弾痕が走り、亀裂も見える。 《新しい機体のリース料、給料から差っ引かれるよ?》 《悪運はきょうも味方だったなルー・ガルー3》 《翼なしの帰還はお断りするわ、 ぞっとしない》 《なんだ。俺と同じように片羽の狼男を名乗ってくれると思っていたんだがな》 管理局の魔導師5人はピクシーのもう一つの異名、「片羽の妖精」の由来をこの時 初めて耳にしたのだった。 地上では男は報告を受けた時には既に異変には気づいていた 「隊長 橋の辺りに煙が!第2守備隊が撃破された模様」 「たったあれだけの戦闘機になにをやっている!」 毒づく前にするべきことがあった。即ち味方残存兵力の救援。 《こんなところで足止めくってられん 全力で突っ走るぞ!各員 荷物に被害を出すなよ ルクス輸送部隊 救援に向かうぞ!》 待機命令など糞喰らえだ。ウスティオ軍機は悠々と撤退しているではないか。 それにしても瀕死のウスティオにここまでやれる航空戦力があったとはな・・・・ だが、我等ベルカ軍には何人ものエースがいる。その剣の前ではウスティオの剣なぞ脆い。 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/vocaloidenglishlyric/pages/634.html
【Tags Miku Powapowa-P tA A】 Original Music title アストロノーツ English music title Astronauts Romaji music title Asutoronootsu Music Lyrics written, Voice edition by ぽわぽわP(Powapowa-P) Music arranged by ぽわぽわP(Powapowa-P) Singer(s) 初音ミク (Hatsune Miku) Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by antony): I wonder if I should have eaten up the curry tonight I remember you frowned so much and said, "You don't need to eat it any more" I wish I were the kind of person who could hit back the people who bullied him Because, if so, you might laugh a little more often than now What if I had been alone and I had not bothered you? But, if so, I might have lived without knowing you If I were a liar, did you scold at me for being like that? So many "what-if" stories float in my room one after another. From the days there's nothing, which got a crack From it a lot of "what if" leak one after another I closed my eyes now And I started to walk with my ears covered Though I can't see your voice and your smiling face now I guess maybe it's okay as well. I wish only something I hate were got out of my brain If I were honest, did you believe that this was the last? I'm sure you'll laugh for me. I believe I know everything Though I tried to tell you so many times There was no way it can reach you, "Isn't that strange?" I wish I could go to where you are. But, my knees tremble, as if to laugh and say " It serves you right. If I had been alive. I didn't let you listen to the song I wrote for you As I knew it would make me embarrassed But, I want to sing for you someday. I hope it will reach you someday. Though I can't see your voice and your smiling face now I guess maybe it's okay as well. Though I can't see your voice and your smiling face now I guess maybe it's okay as well. Romaji lyrics (transliterated by antony): moshimo boku ga konban no kare- wo nokosazu tabeta nara yokatta no kana kimi wa hidoku kao wo shikamete mou tabenakutte ii yo tte ittan dakke na. moshi mo boku ga ijimerareta tte nagurikaeseru youna hito dattara na. kimi mo ima yori sukoshi kurai wa warau youni naru kamo shirenai kara. moshimo boku ga hitorikiri de sa kimi ni meiwaku mo kakezu ni irareta nara demo sa,soreja sa, kimi wo shiran mama ikiteku koto ni natta kamo shirenai kara moshimo boku gausotsukinara kon'na boku nokoto shikatte kureta kana? son'na takusan no "moshimobanashi ga" boku no heya ni sa ukandeikunda yo. nani mo nai hibi kara hibi ga haitte sokkara takusan no "moshimo" ga moredashite ikunda. ima me wo tsumutte mimi wo fusaide arukidashita yo kimi no koe mo kimi no egao mo mirenai mama dakedo sore mo ii kamo. iyana mon dake sa ataman'naka kara keshitekuretara na yokatta noni na. moshimo boku ga shoujikimono nara kore ga saigo datte shinjitekureta kana? [Powapowa-P, PowapowaP]
https://w.atwiki.jp/englishlanguage/pages/420.html
NOH... Nohara, Yasuhiro. 野原康弘. 1998. 「CHAUCERにおける二人称代名詞」 English Review 13 35-49.
https://w.atwiki.jp/vocaloidenglishlyric/pages/1121.html
【Tags Eko. Hainokoton Miku S tT tR】 Original Music title 参月の雨 English music title Rain of March Romaji music title Sangatsu no Ame Lyrics written by はいのことん(Hainokoton) Music written by えこ。(Eko.) Music arranged by えこ。(Eko.) Singer(s) 初音ミク (Hatsune Miku) Click here for the original Japanese Lyrics Romaji lyrics (transliterated by motokokusanagi2009): anemone no hana no kaori de kono mune ga ippai desu muku ni meguri sugiru kisetsu ga shizumeta tsumi to kizu o azayakani kioku flashback mabushikute atashi madowasu fushigi onegai dōzo kodokuna te o hiite yume o misasete pastel color no skirt o nurashita totsujo no sangatsu no ame desu kiete yuku inochi o kazoete otome no inori sasageru furi o shite kuwaeta tabako ni hi o tsukete moyashita junjō no suigara o nage sutete waratta karenna shōjo tsukiyo no umi de anata to oyogitai yurari kurari cobalt blue no suimen o kizanda tsumetai sangatsu no ame desu atarashī asa karappo no kokoro no kishimu oto ga harukaze ni you kotori no koe mitaku suki yo onegai dōka atashi no te o hiite anohi no yōni pastel color no skirt o nurashita totsujo no sangatsu no ame desu []